文 字 の 相 違 点 の 分 析

個々の文字比較分析の一例


 「天」字について

甲氏筆跡 乙氏筆跡

     @
      両者の「天」字の第1画横画と第2画横画における送筆画の方向性の状態について、
     甲氏の場合では、両画横画の収筆部の方向性の状態が、僅か乍ら右斜め上部方向へと
     向かって運筆されておりますのに対して、乙氏の場合では、両画横画の収筆部の方向
     性の状態が、甲氏と比較して右斜め上部方向へと向かって運筆されております送筆画
     の表現に図形的な変化の状態が発生しております様子が観察されます。

     A
      両者の「天」字の第2画における起筆部の位置の状態について、甲氏の場合では、第
     2画の起筆部の位置は第1画の起筆部よりもやや右位置から起筆されておりますのに対
     して、乙氏の場合では、第2画の起筆部の位置が第1画の起筆部よりも左位置から起筆
     されております両者の図形的な変化が発生しております状況が窺えます。

     B
      両者の「天」字の第3画における収筆部の位置の状態について、甲氏の場合では、第
     3画の収筆部の位置は第2画の起筆部よりも左位置に収筆されておりますのに対して、乙
     氏の場合では、第3画の収筆部の位置は第2画の起筆部よりも右位置に収筆されておりま
     す両者の図形的な変化が発生しております状況が窺えます。

     C
      両者の「天」字の第4画右払いの起筆部の位置取りや送筆画の長さの加減の状態など
     について、甲氏の場合では、第4画の起筆部の位置は、第2画横画と第3画左払いの接画
     点から起筆し、第2画の収筆部よりも大きく右下部方向へ向かって送筆され収筆されて
     おりますのに対して、乙氏の場合では、第4画の起筆部の位置は、第2画横画と第3画左
     払いの接画点より下部より起筆し、第2画の収筆部と同様の縦位置で収筆されておりま
     す両者の図形的な変化が発生しております状況が窺えます。
  


  
      上記の文字比較分析は、あくまでも一例です。上記の様な形式で文字の比較分析
        を行っております。



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「 比較筆跡鑑定研究所 」


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