比較「筆跡鑑定書」の構造の骨子とその概要


鑑定に係る各資料間の比較分析に際しまして、同一文字や類形文字、 或いは又、同一画などの比較対照となる筆跡に対する比較分析事項の 基準と致しましては「文字形態に関する事項(形態)」「送筆、運筆に 関する事項(画の流れ)」「筆圧に関する事項(筆圧)」気宇や 偽筆などの「その他の事項」のこの4つの大項目がポイントであることが 必然的となります。

 鑑定に係る資料の異同の結論の抽出に至る経緯につきましては、前述の比較分析事項等を手段として、相対する鑑定に係る資料のそれぞれの 同一文字ないしは類型文字、或いは又、同一画等を検出した上でそれぞれの 文字の形成に至る筆者の個有の慣性に基づく手筋や書法等の相同性や相異性、 常同性や稀少性等の諸要素を対照させ、その特徴を比較分析して、 それぞれの個性等について、科学性、客観性、厳格性等の基準の基に 判定して識別し、鑑定に係る資料の異同についての結論を抽出しようとする 作業となります。

 比較「筆跡鑑定」の結果がどの様な根拠で導き出した ものか等について法廷における鑑定人尋問にも十二分に対応できる 比較分析の煩雑な経緯や経過を最善の説得力のある理論構築による 構成により、鑑定結果が導き出された過去の鑑定書や分析表の実例の一部を 提示して鑑定書の構造と骨子の概要の一例等もご参照下さい。

 



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「 比較筆跡鑑定研究所 」


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